Q:ネットショップのアクセス数が少なく困っています・・・
こんにちは。
ITやマーケティングが苦手な女性経営者さんに「わかりやすさ」と「フォローアップ」で業績を上げる「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの比嘉です。
本日はネットショップをやっている女性経営者さんから頂いた質問を取り上げてみたいと思います。
Q:ネットショップのアクセス数が少なく困っています。これまで、ネット広告やSEO対策など行ってきましたが費用対効果がマイナスだった為やめてしまいました。また、他にもブログやFacebookなどを毎日更新していますが、効果があまり感じられません。どうすればアクセスアップ出来るでしょうか?ちなみに現状は大手と比べると品数などでは劣ってますが、価格は大手よりも低くい商品が多いと思います。
この様な質問を頂きましたが、まずは1つずつ見ていきたいと思います。
まずネット広告について詳しく話を聞いたところ、PPC広告を行い、売上は上がったものの広告費を回収出来るほどの売上がなく赤字となった様です。
そこで幾つか質問させてもらったのですが、顧客平均購入純利益額や月平均アクセス数、月平均購入者数は把握しているものの、PPC広告を行う際、広告費用はなんとなく決めたそうなのです。
「広告費をなんとなく決める」これは意外と多くの方がやってしまうのを見かけるのですが、例えば広告予算を10万円と決めたら、そのまま10万円を使いきってしまうとか・・・
データが何もない状態ではじめて広告を出すのであれば、それでも良いのですが、ネットショップをある程度やっているのであれば、データもそれなりに取れているはずですし、PPC広告であれば1アクセスの予算を決められるので、なんとなくで決めては非常に勿体無いのです。
今回の質問者さんも顧客平均純利益額や月平均アクセス数、月平均購入者数などのデータは把握していたんですけどね・・・
顧客平均購入純利益額、月平均アクセス数、月平均購入者数がわかっていれば、PPC広告で黒字化するためのラインがある程度見えてきます。
例えば顧客平均購入純利益額が2,000円、月平均アクセス数が10,000人、月平均購入者数が100人だった場合、100アクセスで1人が購入し2000円の利益が出るので、広告費を1アクセス辺り20円以下に抑えれば黒字またはトントンになる計算です。
あくまで平均値から導き出した答えなので、必ず黒字やトントンになるわけではありませんが「どこまで予算をかけることが出来るのか?」ある程度の目安を付けられますよね。
これはPPC広告に限らず、Facebook広告やチラシ広告など、広告を出すのであれば、まずはデータを取って、それを元にある程度の予算を決めるようにしましょう。
例えばチラシ広告でも、はじめは手書きや、PCなど自分で広告を作り1000枚程撒いてみればいいのです。
それで3名来店頂いて、1人5000円の利益が出たのでしたら、1000枚のチラシ配布で15000円の利益となるので、10000枚撒けば15万円の利益が出る計算が成り立ちます。
そこで初めてプロにチラシデザインをお願いし、10000枚の印刷と配布費用を考え、15万円以内に収まるのであれば、やればいいわけです。
例えデザイン費用で15万円をオーバーしてしまっても、しっかりデータを取って費用対効果予測が計算できていれば、そのデザインで2度3度と配布するのであれば「黒字化出来るな~」といった事も予測も出来るわけですね。
やみくもに広告費用を決めずに、しっかりデータを取って活用していきましょう。
話が長くなってしまったので今日はここまで。
続きは次回の記事で。
では良い週末を!
【費用対効果予測が出来ても、どんな広告を作れば良いかわからない?】
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著者:岡本 達彦
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