こんにちは。
「A4」１枚アンケート広告作成アドバイザーの比嘉 正敏です。
早速ですが、あなたのお店の前の看板やポスターはしっかり見られてますか？
「見られてます！」と即答出来なければ、これから私が話す内容を参考に、看板の位置やポスターの位置などを少し見直してみてください。
この話は私が初めて「広告って面白いな～」と感じた出来事でした。
それは私が東京の高校に通っていた時の事。
当時の私はバイクにハマり友達と毎日のように自宅近くの小さなバイク屋さんに用も無いのに入り浸っていました。
そのバイク屋さんでのお話。
そのバイク屋さん、近くに商店街がある為か毎日多くの主婦が自転車でお店の前を通っていました。
それを見ていたバイク屋の店長さん、ある日思いついたかのように自転車のパンク修理サービスを始め、お店の前の窓ガラスに「自転車のパンク修理やってます」と張り紙をしました。
それから数ヶ月・・・
毎日多くの自転車がお店の前を通っているのにもかかわらず、自転車のパンク修理の依頼は殆どありませんでした。
そんなある日の事、一人の主婦がパンク修理にやってきて店長に言いました。
「毎日お店の前を通っていたのに自転車のパンク修理やってるなんて知らなかったわよ～」
「今日は友達から聞いて来たけど、こんな所に書いてあったのね～」
と、、、
これを聞いた店長さんはある事に気付き直ぐに対策を行いました。
するとどうでしょう？
毎日のように自転車を持ってくる方が増え、パンク修理以外の修理の相談も受けるようになり売上が増えました。
それを見ていた私達が店長に「最近自転車の修理多くないですか？」と聞いたところ、店長が満面の笑みを浮かべながら、ここまでの話の経緯を話してくれました（笑）
いったい店長はどんな対策を行ったのか？
答えは凄く単純なものでした。
パンク修理を始めた頃は張り紙をお店の窓ガラスに貼っていました。
これはお店の前を通る人からすると、横を向いてバイク屋さんの方を見ないと見えない位置にあります。
さらに窓の内側に貼っていたので、光の加減で見えにくい場所でした。
そこでこの張り紙に台紙を付け、お店のひさしの下にぶら下げ、お店に対して縦位置、ようはお店の前を通る人からみると横を向くことなく真正面に見える位置に変更しました。
そして、これは狙ったのか偶然だったのかはわかりませんが、ひさしの下にぶら下げた事で、お店の前を通過するときに頭をぶつけるのではないか？と思うような低さだったので更に認知度が上がったと思います。
行った対策はたったこれだけです。
しかし、今でも町中を歩いていると見えにくい看板やポスターなどが多く見られます。
あなたのお店もそうなってませんか？
お店の前もそうですが、お店の中のＰＯＰの位置なども含め、一度顧客目線で歩き回って確認してみてください。
ちなみに冒頭の写真ですが、信号待ちの際に見つけて撮ったものです。
案内看板がお店の手前の交差点に設置されているので、事前にお店がこの先にあるのが分かり、興味があれば車でも通り過ぎる事なくスムーズに来店出来ますね。
とは言え、歩道に看板などを設置する場合は道路使用許可などを各機関で取る必要があるのでその点はご注意ください。
最後に、今回のバイク屋さんではお客様の声がヒントで売上もあがりました。
これと同じように「A4」１枚アンケートではアンケートという形でお客様の声が集まることで、広告作成に活用するだけでなく多くの気付きを得ることが出来、結果、利益アップにも繋がります。
ぜひ「A4」１枚アンケートに取り組んでみてくださいね。
まだ「A4」１枚アンケートを知らないという方は、まずこちらで学んでみてください。
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著者：岡本 達彦
ではでは、良い週末を～